こんにちは、Andyです。
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みなさま、経済情報はどのように入手されていますでしょうか?
経済ニュース、ワールドビジネスサテライト、youtube、セミナー、本、などが挙げられるかと思います。
私は、今回最新の経済動向に関する銀行の経済セミナーがありましたので、参加しました。
○テーマ:円安、インフレ
これまで日本は失われた30年、と呼ばれてきたように日本のGDPは全く成長してこなかったです。いわゆる、デフレ、円高により、経済は成長してきませんでした。
実需による赤字
・貿易黒字から貿易赤字に
・デジタル赤字の増大
実需以外の要因
・トランプ大統領影響
○実需による要因
①貿易赤字から貿易黒字に
これまでは、日本国内で生産し、輸出する、輸出型の産業が非常に多かったです。
そのため、獲得した外貨は円に転換する、つまり円高になる傾向でした。貿易黒字が大きく拡大していた頃は円高傾向になってきました。
しかし、度重なる円高により輸出企業は海外現地生産化を加速、徐々に貿易黒字は減少し、貿易赤字に現在は至っています。つまり、円に変換する外貨はないため、円高圧力はなくなっています。
②デジタル赤字
また、最近の傾向としてデジタル赤字が言われています。
世界大手マイクロソフト、アマゾン、メタなどのサービスの利用に伴う赤字です。
どうもこの利用に伴う赤字は、数兆円規模に膨れ上がっているようで、国産化が進んでいかない間は赤字は大きくなっていくはずです。
このように過去の円高から円安と構造的に、実需により変化しているとの事です。
○実需以外の要因
また、トランプ大統領による貿易赤字解消に伴う、円安牽制発言に関しては、全くの逆との事です。
また、関税政策に関しても、米国への直接投資を促していることから、それ自体が米ドル需要、円安方向。
トランプ大統領の2施策に関して、両方とも円安方向になるとの事です。
つまり、実需に関しても、実需以外の要因に関しても円安方向とのことです。
結果として、円安からくるインフレは今後も続く、むしろ続けるためにアベノミクスがあった、とのことでした。
国の政策としては、インフレで円を減価することで、借金を減らす狙いがあるとのことです。
戦前の国の借金もハイパーインフレにより大幅に減らせた、と歴史が物語っているとのこと。
今回も、過去同様にインフレを徐々に進めることで、国の借金が徐々に減らせる方向持っていくとのことです。
しかし、個人の円資産は減価により価値は損なわれていく方向となります。
つまり、国の借金をインフレ政策により個人に支払わせているようなものですね。
結局は、海外投資を行なわないと、円資産は減価することで、どんどん目減りしていきますね。
インデックスで平均点を取りながら、サテライトで個別株をちょこちょこやっていきたいと思います。
アベノミクス、壮大な戦略恐るべし。
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