こんにちは、Andyです。
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以前、有名で最寄りにあるスーパー・百貨店の株のご紹介をさせていただきました。
この株、阪急百貨店、阪急スーパーの大暴落時の目標株価の設定を行いたく、今回実施してみました。
過去記事は、以下よりご覧いただければと思います。
まずは、エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急・阪神百貨店、阪急オアシス)の業績をお示しいたします。
米系のホテルチェーンやクルーズ会社の業績と比較しますと、業種が違いますが、利益面では結構大変かと思います。
スーパー系の会社なので、好景気不景気に影響はされにくいとは思います。
しかし、逆に言いますと、大きな戦略がない限りは、成長性、という観点では厳しいものがあるのかな、と感じます。
○今後の成長戦略
1. 百貨店EC事業の強化
2024年3月期の百貨店EC事業の売上高は、前期と同様に約80億円を記録しました。 特に食品ジャンルが好調で、人気フードブランドのEC展開を拡大したことが売上を牽引しました。今後は、商品掲載点数の増加や品ぞろえの強化、リアル店舗と連動したマーチャンダイジング(MD)や販促活動に取り組み、顧客満足度と売上高の向上を図る予定です。
2. OMOスタイルの確立
同社は、オンラインとオフラインを融合したOMO(Online Merges with Offline)スタイルの確立を目指しています。具体的な施策として、ウェブカタログの充実やオンラインコミュニケーションの強化、デジタル接客ツールの整備を進めています。また、リモートショッピングサービス「Remo Order(リモオーダー)」を展開し、月間売上高1億円を突破するなど、リアルとデジタルを融合した新たな購入プロセスの開発と提供に取り組んでいます。
3. ロジスティクスセンターの開設
2021年秋には、新たなロジスティクスセンターを開設し、百貨店の物流センター機能を集約しました。自動倉庫や自動搬送機などを活用して物流効率や在庫オペレーションを大幅に改善し、迅速な物流を実現することで、店頭在庫の流動性やECの利便性を高め、サービス向上につなげています。
4. 新たな事業モデルへの挑戦
同社は、既存事業の枠組みにとらわれず、地域生活に密着したオンライン軸のサービス開発を進めています。「食」領域からスタートし、グループやアライアンスパートナーの既存店舗と連携して相乗効果を追求しています。さらに、サービス領域を拡大し、1000万人の生活者と常時つながり、密接にコミュニケーションできる関係を構築することを目指しています。
○目標株価の設定に向けて
基本的な考え方は、以下の本を参考にしています。
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大暴落の夜に長期投資家が考えていること (星海社新書) [ ろくすけ ] 価格:1375円 |
○基本的な考え方は以下です。
・過去の業績から、5年後のEPS、PERを推測する。
・上記5年後のEPS、PERから株価を推測し、その半分の株価を目標株価とする。
上記推移から2029年度の業績結果を予測します。
○2029年度業績予測
EPS:194円
PER:19.7
株価:3821円
目標株価:1910円
現時点の株価:2306円
現時点株価2306円に対し、17%の調整で目標株価になりますね。
今後の新たな戦略に期待したいと思います。