こんにちは、Andyです。
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皆様、トランプ関税どのように感じられていますでしょうか?
皆様、イギリスが米国と関税に関する取り組みを合意しましたね。ただ、全世界に掛けた10%関税はそのまま残るような合意と報道されています。
一般的には、経済学的に米国に痛みが走る、との解説が多いですよね。
本当なのでしょうか?
対中貿易摩擦がメインシナリオだと思いますので、中国の経済力・覇権を狙う姿勢を挫けば、裏の目的は達成なのではないかと感じています。
一方で、経済的には世界中にダメージが残り、結局のところ株価は下落する、というシナリオかなと感じています。
では、株価はどのようなファクターで長期で成長を続けるのか?という疑問を持っています。
以前、どこかの解説で世の中への通貨の供給量と株価は連動する、という解説を見たことがあります。
上記疑問に対する研究がないかと、本を探していましたら、「マネーの世界史」なる本を見つけ熟読いたしました。
この本では、マネーの起源〜資本主義の発明〜現代のマネー〜21世紀のマネー
という流れで解説されています。
面白かったのが、リーマンショック以降の部分です。
リーマンショックでは、低所得者層にもお金を貸し、それを証券化し世界中に販売した事が主な原因のように説明されています。
この本では、そのバブルを推進したとされるMMFが発明された事がショックの規模を大きくした、と説明されています。この部分は非常に面白かったです。
この現在も続いているMMFも安全な国債のみに投資されるのではなく、通貨の供給量が多く、国債が不足し、上記証券化された危ないものも投資先として上がってしまった、とのこと。
バブルを推進したという考え方は、前回ご紹介したバブルの世界史、という本の中の3要素と重なります。このMMFの投資先、安全な国債が不足する、という問題はいまだ解決していなく、バブルの原因となる可能性があるとも語られています。
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また、以前より語られているデジタル通貨、ビットコインに関してはまだまだマネーになっていない、との論調です。
紙幣、銀行口座、シャドーバンキング、MMFいずれも我々が気づかないうちにマネーに変貌しているから、とのことです。
危機になって、我々はこのような物が安全なマネーだと思っていた、と述べると。
そういう観点からすれば、まだまだビットコインを代表とするデジタル通貨はマネーになっていない、とのことです。
当たり前にある状況になって初めてマネーになる、とすればまだまだビットコインの価値、は揺れ動く、発行量が制限されている事を勘案すれば、高くなる可能性はあると私は考えます。
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